騒がしく熱弁する妹と紅葉の山

例えば、地球を初めて見る宇宙人に「好奇心」を説明するなら、どんなふうに言う?「ラザニア」の成り立ちとか、いや、まずこの世界のことから説明するのかもしれない。
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自信を持って走る友達と擦り切れたミサンガ

今年の夏は、海水浴に行っていないが、みんなでとても行きたい。
今、娘が2歳になったばかりなので、泳がせないで砂遊び程度なのに、きっと興味をもってくれるだろう。
だが、今、オムツをつけているので、遊んでいる人の事を考えたら海に入れない方がいいかもしれない。
プール用オムツもあることはあるが、問題に発展しているらしいので。

雪の降る水曜の夕方に座ったままで
わりかし縫物の為の生地は高い。
わが子が幼稚園に入園するので、入れ物が持っていかなくてはならないだけれども、しかし、なぜか布が安い物がなかった。
ことに、アニメのキャラクターものの裁縫するための布なんて、非常に高い。
ミッフィーとか他の布がめちゃめちゃ価格が高かった。
必要な形のの本入れやボール入れを購入した方が手っ取り早いし、安価だけれど、農村なので、園で必要な袋はみんな、母親が縫ったものだし、近くに販売していない。

夢中で歌うあいつとオレ

夏休みが半分ほど過ぎた頃の夕方。
「カンけり」で鬼になってしまった少年は、とんでもなくお腹を空かしていた。
捕まえても捕まえても、缶をけられてみんなが脱走するので、もはや今日のカンケリは終わらないんじゃないかとため息をついた。
へとへとにつかれて家に帰ると、ドアを開ける前に、今日の晩御飯が何かわかった。
メチャンコ美味しそうなカレーの匂いに、少年は「よっしゃ!」と叫んだ。

風の強い木曜の夕暮れは冷酒を
何年か前の夏、冷房の効いた部屋の中で氷たくさんの飲み物だけ摂取していた。
私はしょっちゅう熱中症にかかっていたので、体を冷やすことが必要だと思ったからだ。
乾燥した室内で、キャミさらにアイスティーにアイスコーヒーで涼しさを求めた。
なので、健康だと実感していた夏。
しかし、その年の冬に、前年度よりもかなり冷えを感じることが多かった。
外出する業務が増えたこともあるが、寒くてほとんど部屋から出れないという事態。
なので、たぶん、夏の水分摂取は冬の冷えにもつながると考えられる。
十分に栄養を取り、偏りの少ない生活を送るのが懸命だと思う。

凍えそうな金曜の午前に友人と

ここ最近、長編小説を読みふけるのは少なくなったが、一時前に北方さんの水滸伝に熱中していた。
昔の水滸伝を訳したものを軽く読んだ時は、物足りなくて、夢中にならなかったが、北方謙三さんが書いた水滸伝を読み進めたときは、夢中になり、読み進めるのが止まらなかった。
仕事の昼休みや仕事が終わってからの食事中、湯船の中でも読みふけって、1日一冊ずつ読んでいた。
キャラクターが血が通っていて、雄々しいキャラクターがたいそういっぱいで、そんなところに熱中していた。

天気の良い火曜の朝はビールを
ある雪の日の夕方、少年はママからおつかいを言付かって、はくさいとネギとぶた肉を買いに行く途中だった。
少年はこっそり笑った。
晩御飯はおなべだ!やったぜ!…と。
だが、事件はその後すぐ起きたのである。
なんと、ポケットにあるはずのおつかい用の2千円が、無くなっているのだ!
少年はお店のレジに並んでいる時、大丈夫だよね、とポケットの中に手を突っ込んで確かめてみたのだ。
そして、その瞬間、お金が何処にもないという事実に気がついたのである。
怒られる覚悟を決め、少年はしかたなく手ぶらで家路につくことにした。
今後は、お金はクツの中かくつ下に入れとこう。
少年は涙をこらえつつ、固く決意した。

のめり込んで叫ぶ先生と冷めた夕飯

学生時代、父も母も、私の対人関係に対し大分積極的であることを強いてきた。
平均的より外れてはいけない、など。
凄くつらい時代だったと考える。
一日が終わると、毎日のように偽りの生活を嬉しそうに両親に告げる。
そうすれば、安心したような顔を見せてくれる。
微妙に変わったことをすると、好かれない。
常にこればかり思っていた昔の私と父と母。
切ない昔だと思う。

熱中して走る父さんと気の抜けたコーラ
富士には月見草がよく似合うという名セリフを表したのは小説家の太宰治だ。
太宰治は、バスに乗車し、御坂山塊を越え、現在の甲府市へ行く途中だった。
バスでたまたま一緒に乗ったおばあちゃんが「あら、月見草」と独り言を言う。
その一声で、振り返った彼の目に見えたのが月見草、そして日本一の名山富士山である。
富岳百景の一部のこの話は、名峰富士を美しさを表すとき欠かせないと思う。
その他の文芸作品にも人気の、3776mの名山だ。
どの方面から見ても同じように、美しい形をしているために、八面玲瓏と言う形容が似合っていると口にされる。
そうかもしれない。
私が特に好きなのは、夕焼けの名峰富士だ。

泣きながら踊る彼女と壊れた自動販売機

甲斐の国は果物大国と言われるくらい、フルーツの生産が盛んだ。
日本には珍しい内陸国で高い山脈に囲まれている。
だから、漁業もできなければ、稲作も全然盛んではない。
そこで、山梨県を治めた柳沢吉保が、果物つくりを推進したのだ。
他県よりも優れている何かが欲しかったのだろう。
甲府盆地の水はけのよさと、山国ならではの昼夜の寒暖の差が、みずみずしい果物を実らせる。

無我夢中で叫ぶあの子と夕焼け
定期的な検査は、毎度どういうわけか引っかかる。
脈だったり、数値だったり、尿だったり。
胃の検診を発泡剤とバリウムを飲み干して受けてみて、健診結果をもらうと、がんの疑念があり、即座に、胃カメラを下記の病院にて受けてください。
と書いてあったのには、あせった。
あせったていうかおそろしかった。
早急に胃腸科の病院に胃の再検査に原付で行ったら、結局、胃炎だった。
胃は以前から痛くつらかったので、定期的な検査に引っ掛かったのはわかるが、言葉で私の名前と胃がんの疑義が存在すると書き記してあったらぞっとした。

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